猫背・ゆがみの原因って?自分で改善するには?まずはセルフチェック!
「猫背はみっともないから治したいけど、具体的にどうすればいいの?」とお悩みの方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。
猫背を放置していると見た目が悪いだけでなく様々な悪影響が身体に表れますから、早めに治療して改善していくことが大切です。
今回は、「自分は猫背だな」とお悩みの方に、具体的な改善方法や猫背になる原因などをご紹介していきたいと思います。
是非正しい知識をつけて猫背を予防していきましょう!
自分が猫背かどうかわからない方、「カンタン猫背セルフチェック」をしてみよう!
実際には猫背であっても普段はあまり自覚していない、という方も多くいらっしゃるでしょう。
自分が猫背なのかどうか知っておくために以下のチェックリストとご自身の状態を照らし合わせながら、セルフチェックしてみましょう。
まずは壁に頭、肩、お尻、かかとをつけるように立ってみましょう。
普段通りにリラックスして立ち、壁にかかとをつけてみてください。
正しい姿勢なら、頭、肩、お尻が壁についており、腰と壁の間に手のひらが軽く入るくらいの隙間ができます。
反対に、猫背であれば頭、肩、お尻が壁から離れ、腰と壁の間に簡単に手が入ります。
その他、以下の項目に当てはまるものがあれば、猫背である可能性が高いです。
かんたん猫背セルフチェック
- お腹がぽっこり出ている
- 呼吸が浅い
- 腰に痛みがある
- 肩凝りに悩まされている
- 足や腕を組むくせがある
- 胃に違和感がある
なぜ、カラダは歪んでしまうの?
身体のゆがみは、ほとんどの原因が普段の生活習慣にあります。
座り方、立ち方、歩き方など、日頃なにげなく行っている動作が正しくないと知らず知らずのうちに積み重なって、身体がゆがんでいってしまいます。
近年では特に2つの要因で、身体のゆがみを作ってしまっていると考えております。
まず1つ目は、長時間のデスクワーク。実に日本人は8割がデスクワークらしいです。その際に、どうしてもキーボードやマウスの操作などで、肩が内側に入り、前かがみの悪い姿勢になりやすいからです。この姿勢が日頃から続くことにより、骨盤や背骨のゆがみとなっていきます。
そして2つ目はスマートフォンの普及です。趣味や仕事で長時間のスマホを使用する方は多いかと思います。最近ではご高齢の方でもお持ちで、中にはゲームを趣味とされておられる方もいらっしゃいます。
長時間のスマホ使用も、デスクワークと同様に肩が内側に入り、前かがみの悪い姿勢になりやすいです。この姿勢が習慣化してしまうことで身体のゆがみを作っていきます。
日本人は猫背になりやすいって本当?3つの理由
日本人には猫背の人が多いと言われています。
1つ目は日本人特有の身体的特徴があります。
欧米人と比べると、日本人の体型は平べったく、頭の重さを支えるためのお尻、お腹、背中の筋肉が発達しにくいため、身体にかなりの負担がかかります。
2つ目は遺伝的な要因です。日本人は伝統的に農耕を行うことで生活してきたため、かがんで作業をすることが多く、猫背になりやすい体質を持っていると言えます。
3つ目に、日本では古来よりお辞儀をする習慣があり、そのことも猫背になりやすい要因となっています。
猫背矯正・姿勢の歪みを改善したい方へ
猫背を改善すること、肩こりや首こり、頭痛などの慢性的な痛み、不調を改善することができます。
猫背ってどのような状態を言うの?
猫背の状態とは「背中が丸くなっている」ことを言います。
人間の背骨は上から頸椎、胸椎、腰椎、仙椎に分かれており、S字カーブを描くように湾曲しています。
そのカーブがきつくなることで背中が丸くなり、身体にかかる負担も大きくなります。
これが進行してS字カーブが消失すると、背中全体が丸まった形で固定されてしまいます。
こうなると、肩が内側に巻く巻き肩になったり、あごが前に突き出たり、姿勢を正そうとするあまり反り腰になったりする方もいらっしゃいます。
現代人特有の「スマホ猫背」とは?
現代人に特有の猫背、「スマホ猫背」をご存じですか?
スマホやパソコンを長時間見ることにより、頭が前傾した姿勢を長く続けるため、頭が前に突き出てきて首のつけ根が丸くなってしまいます。
スマホ猫背が習慣になると、首や肩がこったり、肩が内側に巻く巻き肩になったりするなどの悪影響が出てきます。
猫背になる主な2つの原因とは?
猫背になる原因は、大きくわけて2つあります。
1つ目はライフスタイルの変化です。
現代人は長時間のデスクワークやスマホの使用により、猫背になりやすくなっています。
具体的には長時間座っていたり、画面を見るために前かがみの姿勢になっていたりすることで首や肩に負担をかけることになります。
2つ目は運動不足です。
座りっぱなしの時間が長いと、身体をまっすぐに保つための筋力が低下してしまい、正しい姿勢を保つのが難しくなるのです。
猫背が引き起こすトラブルとは?
〈身体面への影響〉
猫背になると、身体を真っ直ぐに支えるのに首や肩、腰などに負担がかかり、首と肩こり、腰痛に悩まされやすくなります。
また前かがみの姿勢を続けることで、胃腸に負担がかかり逆流性食道炎や胃潰瘍、便秘などの消化器障害を引き起こしやすくなります。
〈心理面への影響〉
猫背の状態では肺が圧迫され酸素を十分に取り込むためのスペースが不足し、呼吸が浅くなります。
血流も悪くなり、少しの運動でも息が切れやすくなったり、集中力の低下やうつ状態を引き起こしたりすることもあります。
猫背を治すために今すぐできる3つのこと
〈常に正しい姿勢を意識しよう!〉
猫背を矯正するために、普段から正しい姿勢を意識して生活するよう心がけましょう。
その際、頭の上から糸で引っ張られているようなイメージを持って生活してみると良いと思います。
また自分が歩いている時のフォームを店のショーウィンドーや鏡などで確認することも習慣にしてしまいましょう。
椅子に座るときにも、写真のように極力背もたれにもたれないように座ることで良い姿勢をキープすることができます。
日頃から背もたれにもたれる癖がある人は、筋肉が衰えているため、どうしても背もたれにもたれかからないと最初はすぐしんどくなってしまうと思います。
なので、できる限り背もたれにもたれないように座る習慣を身につけていきましょう。
骨盤を立てやすくするOSHIRI MAKURAって?
私も愛用していて当院でも取り扱っている「OSHIRI MAKURA(おしりまくら)」を椅子に置いて座るだけで自然と骨盤が立ち、綺麗な姿勢を保つことができます。※写真も実は、おしりまくらを椅子に置いて座っています。
- 尾張旭ME整体院は、尾張旭市で唯一のキュアレ製品取扱店舗です。直接ネットでお買い求めいただくこともできますが、当院で購入いただくことで少しだけお得に購入できます。詳しくはご来院時にお問い合わせください。
〈筋トレやストレッチを習慣にする!〉
猫背になっている方は身体を支えるための筋力が低下していると考えられるので、ストレッチやトレーニングを習慣にして筋力を鍛えることが必要です。
その時、胸の前側やお尻の筋肉のように硬くなっている筋肉はほぐし、体幹のインナーマッスルなど弱くなっている筋肉を強化することを意識して行うと良いでしょう。
あとは、足を組むことが多い方は、足を組むと必然的に骨盤が寝てしまうため、猫背姿勢になってしまいがちです。なので、日頃から骨盤を立てて座る癖をつけることをオススメです。
骨盤を立てることができれば、自然と猫背姿勢にならないような座り方がキープしやすくなります。
とにかく毎日続けて習慣化・定着化することが大切なので、自分のやれそうな範囲から少しずつ取り組んでいきましょう。
〈長時間のデスクワークに注意!〉
日本人は、世界で1番座っている時間が長いと言われています。
「座り過ぎ」は全身の血流を悪くし、身体に様々な悪影響を及ぼします。
対策としては、適度に立ち上がる機会を持つことです。
できれば30分に1回、最低でも1時間に1回は立ち上がって5分程度歩いてみる習慣をつけましょう。
また、理想的な座り方は骨盤が立った状態で座ることです。
その時、座る椅子の高さは、膝が90度に曲がるくらい、パソコンの画面はちょうど目線の高さにくるように調整することが大事です。
また、長時間のデスクワークがどうしても仕事上で止むを得ない方は、写真のようにPCの高さと視線の高さをできる限り揃えるように工夫することで、猫背にならないように工夫することはできると思いますので、ぜひそちらも試してみてください。
まとめ
猫背になる原因や矯正するためにできることなどを解説しました。
猫背を放置しておくと、身体や精神に様々な悪い影響を及ぼしますので、できることからでいいので少しずつ矯正していくのが大事です。
また姿勢を正すことは精神面にポジティブな影響を与えます。是非正しい姿勢を心がけ、毎日の生活を前向きに送っていきましょう!
猫背矯正・姿勢の歪みを改善したい方へ
猫背を改善すること、肩こりや首こり、頭痛などの慢性的な痛み、不調を改善することができます。
所在地
〒488-0803
尾張旭市東大道町山の内2405番地 タウンコートみうら 1B
営業時間:平日+祝 10:00〜20:00
定休日:土・日
“猫背・ゆがみの原因って?自分で改善するには?まずはセルフチェック!” に対して1件のコメントがあります。