最近、「頭痛がひどくて困っています。」「ひどい肩こりに悩まされています。」とうったえる人が多く、実はその原因とされているのがストレートネックなのです。

俗にスマホ首とも呼ばれていて、同じ病状のことを指します。

それは現代病のひとつになっていて、体の不調が出てから気が付く人が大変多い病気です。

スマホや携帯電話の画面を見る時間が長い人ほど気をつけたいのがストレートネック。

もしかして、自分もそのストレートネックかもしれない?とこれを呼んでいる人の中には心当たりのある方が多いのでは。

早速、その原因と症状のお悩みについて詳しく見てみましょう。

ストレートネックってなに?どうしてストレートネックになるの?

頭痛や肩こりで医療機関などを受診された時に「ストレートネックですね。」「スマホ首の症状ですね。」といわれたことはありませんか?

実は、どちらも同じ病気のことで、話題の現代病の一種なのです。

自分ではわかりにくいストレートネックですが、どの様な形状になるとストレートネックといわれるのでしょうか。

ストレートネックの形状とセルフチェックの仕方

ストレート=直線、ネック=首。

真っ直ぐな首でストレートネックなのですが、簡単にご自分でもチェックできる方法があります。そちらをご紹介しましょう。

人間の体は、壁に背中をつけて横から見るとゆるいS字の形状をしています。

ぴったりした服を着るとわかりやすいのですぐに確認できます。その場合、頭も壁にくっついている状態が正解です。普通の状態だと横から見ると、頭が壁にくっついて次に背中の肩甲骨のあたりが壁につきます、その次にヒップが壁につく形になります。

今その状態になっていたら、大丈夫です。そのS字の構造が頭の重さを支えるときにクッションの役割になってくれます。

ですが、ストレートネックになると頭が壁とくっついていない状態になっています。頭がやや前に出て、軽く顎を引くように視線が少し斜め下を見ている感覚です。一度横から写真をとってみるとはっきり確認できると思います。

ストレートネックの原因とは?

首が軽く湾曲している通常の形状では考えられない症状が、ストレートネックになるとあれやこれやと体の不調とともに出てきます。

ストレートネックそのものは病気ではないと分類されていますが、なぜストレートネックになるのでしょうか?

スマホとの因果関係

スマホ首と別名がついているように、ストレートネックの原因はスマホであると言っても過言ではありません。

毎日体を起こしている状態で、首は約5キロ前後(体重が50キロの人の場合)の重さを常に支えています。この負荷をうまくクッションのように緩和しているのが、首のしなりであるカーブの形状なのです。

このカーブが真っすぐになるように、頭を下に向けてみると首への負荷がだんだん大きくなって最大18キロにもなってしまいます。

つまりこの状態が、スマホを見ている頭の角度(約30度の傾斜)になります。

スマホを見ている時間が長ければ長い程、この状態で筋肉が凝り固まりストレートネックになる時間を作ってしまうのです。

視力や斜視の影響

スマホやタブレットの画面を見ている時間が長くなった最近の子供たちは、視力の低下やスマホ斜視が問題になっています。

それは子供ばかりでなく、大人にも見られる傾向にあって視力が悪くなってきてスマホやタブレットに目を近づける、さらに視力や斜視になりやすくなるという負の連鎖に陥ってしまいます。

姿勢の悪化

姿勢が悪いのも影響します。

背中を丸めると、骨盤が下がってしまいきれいなS字ではなくなります。

その状態になると、頭が前に出てしまうので首の部分がストレートになってしまいます。

普段から猫背が気になる、デスクワークが多い人は意識的に背中を伸ばすよう気をつけましょう。

枕の高さ

枕の高さが合わないと、寝ている状態の時にストレートネックを作ってしまいます。

頭の沈む高さが全くないと(枕が高い状態)頭が前傾姿勢の形になって、ストレートネックになり、顎が下がった状態では気管が狭くいびきをかきやすくなります。

さらに無呼吸症候群や、寝返りの数が少なくなって背中が圧迫された状態になり、同じ体重がかかっている場所ばかり血行が悪くなるなどの弊害が出てきます。

寝やすい枕は好みで違うと思いますが、寝ていても疲れが取れていないと感じる方は、一度枕の高さを変えてみることをおススメします。

ストレートネックが引き起こすさまざまな症状

ストレートネックの症状にはどんなものがあるのでしょうか。代表的なストレートネックのお悩みを見てみましょう。

肩こり

約4キロから5キロの頭の重さを首や肩で支えることになり、首の骨が自然に湾曲していないと約18キロの負荷がかかってしまいます。

そのためひどい肩こりや肩甲骨の張りなどが起こり、首から背中にかけての筋肉の緊張が持続し筋膜や筋肉の組織が凝りに繋がりそのままにしておくと症状がだんだんひどくなります。

頭痛

肩こりや背中の張りが続くと周辺の血行が悪くなり、放っておくと頭痛や片頭痛になる方がいます。

肩や周辺の血行が滞ってしまうと、脳への血液の流れに影響が出るので軽く脳が酸素不足になります。

これが頭痛の原因になると考えられています。

自律神経への影響

首や肩周辺の血行が悪くなると、さらに自律神経への影響も出てきます。首は細いですが、脳へつながる神経の束が通っています。

この自律神経への影響として「うつ病」「自律神経失調症」「パニック障害」を引き起こすことがあります。

ストレートネックになると、必ずこの影響が出るわけではなくあくまでもその一例としてこのような症状が出る方がいます。

ここでお伝えしたいこと

○ストレートネックは首の骨の自然なカーブが、真っすぐに凝り固まってしまう形状

○スマホやタブレットの見すぎで下を向くと、どんどん悪化する

○ストレートネックが原因で体調が崩れたり、頭痛肩こり等の悪影響が出る

ストレートネック予防法

ストレートネックは毎日の習慣が積み重なって起こります。

一旦、肩こり頭痛に悩まされるほどストレートネックになってしまうと筋肉の筋膜や組織が凝り固まっているので、ほぐしたり柔らかくするのに一朝一夕ではすまないケースが多くなります。

では、そもそもストレートネックにならないための予防にはどんなことに注意をすれば良いでしょうか。

姿勢に気をつける

背筋を伸ばして、普段から正しい姿勢でいることを意識しましょう。特に気をつけたいシチュエーションを選んでみました。

スマホやタブレットの操作姿勢

スマホやタブレットは仕事のアイテムとして、また乗り物の待ち時間や通勤通学の時間つぶし、動画などの視聴など人によって使用時間や使用の目的が違います。

ですがそれぞれ操作するときは画面を長時間見ない、休憩時間を設ける、見るときは一定の距離を離す、1時間に5分は遠くを見たり目を閉じる、これらのことに注意すると目の負担も緩和されます。

デスクワークなどのOA操作

オフィスワークや、リモートワークでPCに向かう時間が多い方。

骨盤が後ろに下がらないように椅子には浅く腰掛け、背筋を伸ばします。

その時に足の裏が浮かないくらいぴったり床にくっついている、ひじの角度は90度、腰やひざもそれぞれ90度を意識して座ります。

PC操作の時はひじが90度を保っても、肩が上がらないスタイルになる位置にします。

いつでも仕事中はこの姿勢になるように、デスクや椅子の位置を揃えておきましょう。

モニターの画面は視線が下がらないように真っすぐにセットします。ノートパソコンの方は、スタンドでPCを固定しキーボードだけ用意することをおすすめします。

枕の高さや寝具

枕が高いとストレートネックになりやすいだけでなく、いびきや無呼吸症候群になったり寝返りが少なくなりがちです。

実は枕の高さが合っていない、へたりが気になるマットレスや固くなった敷布団は寝た時に体に負担がかかってしまいます。

夜中に何度も起きてしまう、朝起きて疲れが取れない、よく寝違いを起こす方は一度枕や寝具を見直してみましょう。

マッサージやストレッチ

筋肉のコリや筋膜をほぐしたい方は、軽いマッサージやストレッチがおすすめです。

肩こりや背中のコリをほぐすのに、ピンポイントなマッサージもいいですが、ストレッチで凝る前の状態に戻すこともできます。

首や腕を回す、背中をそらす、腕をひねって二の腕や鎖骨までほぐす方法もあるので短時間でもトライしてみましょう。

できればお風呂上がりで、血行が良くなった時や筋肉の緊張がゆるんだ時などが効果的です。

リラックスできるので睡眠の質も上がり一石二鳥です。

ヨガのように呼吸法も取り入れると、さらにリラクゼーション効果が期待できるでしょう。

ここでお伝えしたいこと

○ストレートネックにならないために普段から姿勢に気を付ける

○首や肩、腕を回しストレッチで緊張をほぐす

○寝る前のストレッチで睡眠の質を上げる

スマホと上手に付き合っていくには

ストレートネックにならずに、うまくスマホやタブレットと付き合っていくには普段の姿勢が大切です。

ついついスマホに手が伸びてしまう方や、仕事の報告やプレゼンの資料作りでOA操作が欠かせない人などは椅子の高さを変えたり、キーボードを増やしたり周辺環境を整えてみましょう。

画面を長く見ないように、休憩時間を設けたり画面に近くで見ないようにある程度の距離も必要です。

すでにストレートネックで肩こりや首凝りがひどい時は、ストレッチやマッサージも効果的です。

それでもいまいち効果が出ていない方や自分ではうまくできない方、寝違いを繰り返しに起こす方はぜひ一度、こちらまでご相談下さい。

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